英会話スクールは人気があるものの,スクールだけでは英語が上達しにくいと感じている人も多いと思います。

理由としては,語彙や文法など土台となる英語力の不足もありますが,英語学習のバランスの問題もあるようです。

今回は、失敗しない英会話勉強のために知っておくべきことについてお話します。

1.  文法の勉強をやめてください

意外だと思われるかもしれませんが、非常に重要なポイントです。

英語テストで良い点数をもらう目的でなければ、英語の会話を上手にするためには、今文法勉強はやめましょう。

文法勉強は英語会話を妨げます。

なぜなら、英語会話をしようとするとき、皆さんが頭の中で「ルール」を描いていくからです。

ネイティブスピーカーは「ルール」に従って英語を話さないことを覚えておいてください。

おそらくネイティブの人々も英語の文法の20%ほどしか知りません。

多くの非英語圏の人々がネイティブスピーカーより文法をよく知っています。

文法は基本的なもの以外は本や辞書を見て適用できます。

私がネイティブスピーカーに英文法について尋ねると、ほんの少数だけが正しい答えを分かっています。

しかし、彼らは英語の会話には何の問題もありません。

2. 単語より、構文を学び、学習してください

多く人が文章を作るための沢山の単語を覚えています。

驚くほど多い単語を知っていますが、その沢山の難しい言葉を使って文章を正しく作れない人が大勢います。

理由は構文がわからないからです。

単語は構文で、文章の中で学ぶ必要がありますので、構文を学びましょう。

単語を千個知っても文章一つを作れなければ役に立ちません。

しかし、1つの構文を知ることで、複数の文を作成できます。

100フレーズを知ると、どのくらいの表現ができるのか驚くことでしょう。

同じで、1000フレーズを知れば英会話の達人になれます。

基礎英会話法は簡単な公式一つで様々な文章を作ることができるのです。

単語帳を作成し、単語を暗記するのに時間を無駄にしないでください。

代わりに構文を学んで学習すると、はるかに英語が簡単になります。

翻訳しないでください
英語の文章を作るときに母国語の文章を翻訳して作ろうとしないでください。
語順も異なり、語彙も全く異なります。
その方法では、すぐに英語を話すことはできません。
代わりに、あなたが覚えているフレーズと文章で英語で自然に表現することができるはずです。
翻訳のもう一つの問題は文法にあります。
翻訳するには、文法を正確に知る必要があります。
翻訳するために、文法を確認することに相当の時間がかかりますが、会話勉強にはそれほど効果がありません。
翻訳しないでください。

 

3.  読んで聞くだけでは不十分ですので、直接言ってみてください

読む、聞く、話すことはどの言語でも最も重要な分野で、英語も同じです。

幼児が最初に話すことを学んだ後、読んで書くことを学ぶように、聞いて話すことを学ぶのは自然な順序です。

問題その1

学校で英語を教えるときに読んでから教えるのはおかしくないですか?

母国語ではないので、まず読んで理解することを教えるかもしれません。

しかし、言語は理解しようとする学問ではなく、実用的なツールです。

そのため、英語を母国語のように自然に聞いて話すことから始めなければなりません。

問題その2

人々が読んで聞くことに重点を置くもう一つの理由は、おそらく練習をしやすいからです。

スピーキングを練習するには、ネイティブスピーカーが必要でしが、現実的に簡単ではありません。

だからといって言うのをやめてはいけません。

リスニングを練習するときは、ただ聞いているのではなく、聞こえるようにしてください。

声を出して話してみると自然に口に出せるようになります。

それで流暢な英語ができるようになるのです。

4.  英語環境を作ってください

頭が良いと言葉を話すこととは関係ありません。

誰でも言語を通して話すことができます。

世界中の人々が自分の母国語を上手にできるように、誰でも1つの言語を話すことができます。

頭がよくて英語が話せないわけではありません。

方法は英語に自分自身をたくさん露出させることです。

日本で一日中日本語だけ聞くので皆さんは日本語が上手に話せます。

英語で教える学校に通うと、皆さんの英語力も向上するでしょう。

その学生が英語をもっと勉強するからではなく、ただそのような環境に露出しているからです。

しかし、一部の人々は留学や語学研修を行っても英語がよくならない場合もあります。

それは、彼らが英語学校だけに通って、英語環境を適切に利用できなかったからです。

例えば、母国語の友達同士で会話するか、母国タウンで過ごすなどです。

だからといって英語を上手にするために外国に行く必要はありません。

ただ自分自身のために自分で英語環境を作ってください。

友だちと英語で話すというルールを作ったり、インターネットを使っていつも英語を聞いたりするなどです。

つまり、あなたの環境を変えなければなりません。

英語環境を自分で作ってください。

5.  正しい教材を持って勉強してください

練習をたくさんすれば完璧になるという言葉は正しくありません。

練習をたくさんすれば確かによくなると思いますが、問題は正しい文章を練習するかということです。

したがって、正確な表現を含む教材を選択することが重要です。

同じ日本人同士で会話練習をするのもいいです。

しかし、悪いこともあります。

会話練習は相手が間違った点を指摘してくれれば効果的ですが、日本人練習相手はそうではありません。

あるいは、正しい表現なのかどうかはっきりわからないとき、相手から悪い習慣を学ぶこともあります。

正確な表現を学習してから会話練習をすることをお勧めします。

つまり、信頼できる教材を選択することがとても重要です。

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