英語のパート中、一番上手になりたいのが何ですかと聞くと、
ほとんどの方が英語をうまく話したい（スピーキング）と答えると思います。
英語日記を書くことこそが、ライティング力だけではなく、
英会話力の向上にもとても効果的で、
ご自分の実際の日常生活の中での出来事について英語で表現しますので、
本日は英語日記の具体的な書き方や継続のためのコツ、
また、効果を高める学習方法について紹介します。
英語の学習計画の立て方がわからない、
一人で続けるのが難しい、英語を書いたり、英会話が苦手、
英語日記で何を書けばいいか分からないという方に必見です。
英語日記の学習効果
英語で日記を書くことの効果は以下の４つです。
- 日常生活で使用する単語・表現能力の向上
- 書くことにより、使える表現の幅が広がる
- 表現を覚えることにより、スピーキング力の向上
- 文章を書く力の向上
１．日常生活で使用する単語・表現能力の向上
英語日記は、日々の出来事や感想を書くので、日常生活で使用する単語や表現が自然と身につきます。
毎日書けば同じ単語や表現を自然に覚えることになりますので、続けるうちに特に考えなくても書けるようになり、覚えるようになり、話せるようになります。
つまり日常会話で自然に口から出てきやすくなるのです。
２．書くことにより、使える表現の幅が広がる
英語日記を書くときは、まずその日書きたい内容を考えて、英語で書くために単語や表現を調べてから書きます。
毎日続ければ自然に使用できる単語が増ますので、使える表現の幅が広がります。
また、毎日書くのですが、通常人々の日常生活は、それほど大きく変わらないので、同じ単語や表現を使うことが多くなり、自然に覚えられ事前に調べたり、考えなくても書けるようになるはずです。
英語日記には、「知っている」英語から「使える」英語にする、最も効果的な英語学習方法になります。
３．表現を覚えることにより、スピーキング力向上
英語日記で書く内容は、ほとんど日常生活にかかわる出来事になります。
実際の会話の中でよく使う表現を、英語で日記を書いて、練習することになるのです。
それによって、スピーキング力が向上し、実際人と会話する場面で、自分の言いたいことが口から出やすくなります。
英語日記は、ライティングとスピーキングの総合的な表現力を上げる最も効果的なツールなのです。
４．文章を書く力の向上
日記を書くというのは、通常一つの文章だけで終わるのではなく、複数の文章を書きます。
その日の出来事や、その日に出会った人とのやり取りなどの感想を書くので、英語特有の文章を書く力が身につきます。
スピーキングで相手に分かりやすく伝えるスキルが身につくようにもなりますし、英作文の練習にもとても効果的です。
英語日記を書くことのメリット
英語日記を書くメリットは、以下の３つです。
- ライティングスキルが向上する
- 費用がかからない
- 自分のペースで続けられる
ライティングスキルが向上する
英語の習得には大きく「リーディング」、「ライティング」、「スピーキング」、「リスニング」といった4つの要素が必要になりますが、その中でもライティングのスキルを磨くことは難しく、日常的にライティングをしなければスキルアップは期待できません。
そこで英語を使って日記を書くことで自然とライティングの勉強につながるので、ライティングを鍛えたい方は日記を始めるのが有効です。
無料、または低コストで続けられる
英語日記で何より嬉しいのが、費用がかからなく、無料でできる英語学習方法だということです。
多くの方は日記を書くために日記帳や手帳などを使いますが、それらは意外と高額だったり1年ごとに買い替える必要があります。
しかしアプリの場合は無料で使えるものが多く、有料であっても基本的に買い切りなので、日記を続けることにかかるコスト低いか、無料です。
また、ただでさえ日記をつけるのは続きにくいことであり、それが英語となるとさらに継続は難しくなりますが、アプリなら手軽に続けられることも大きなメリットになります。
誰かに教えてもらう必要がないので、スクール代などの費用がかかりません。
無料で英語日記を書けるおすすめのアプリ
- My Wonderful Days - 対応OSはiOSのみ
- 瞬間日記 - iOS
- 瞬間日記 - Android
1人で好きな時間に、無料でできるので、今日からでも手軽に始められます。
手軽に始めるために、アプリを紹介しましたが、
できればそれほど長い文章を書くわけではないので、
ご自分で書くのが覚えやすいし、
学習効果が高野で、直接手で書くのをお勧めします。
自分のペースで続けられる
英語学習に限らず、何事も結果を出すには継続が大切で、英語日記は、書く頻度や文章量を自分で決めるので、無理なく継続しやすいです。
また、自分が日常会話で使う表現を書いていくので、初心者から上級者まで誰でも取り組みやすく、すぐにでも始められるのです。
いきなり英会話を始めるのはハードルが高いと思う方は、英語日記で使える語彙を増やすのはとても始めやすいし、良い方法になります。
英語日記の効果を最大にするポイント
あなたは日記を書くのが好きですか？
私にとって日記を書くとは、その日のその日の記録を書くだけでなく、私が感じた感情、仕事の進捗状況や今後の計画などを書く私だけの大切な記録宝倉庫でもあります。
時間が経過した後、以前書いた日記を再び広げてみた時、その感動がとても格別です。
その時にこんなことがあったんだ、すごい計画をしたんだ、いろんな感情を感じたんだ等々です。
それらを見てしばらく思い出に濡れることでしょう。
日記帳は、私たちが見て感じて体験するものを、まさにこのノート一つに書き留めていくので、とても大事な自分だけの記録状になります。
効果的な英語日記を書く勉強方法について話しましょう。
- 英語日記を書いたことがありますか？どれくらいの間書いていますか？
- 途中で言葉を知らないか、言葉が詰まって2行、3行少ないがあきらめたことありますか？
- 適期は少なかったがフィードバックしてくれる人もなく面白くないので書いてしまったことありますか？
以前の方法はすべて忘れて、新しい方法でもう一度始めてみてはいかがですか？少な
1. 自分のレベルに合った量で書く
白いノートとペンを自分の前に置き、書く前にしばらく本人のレベルがどれくらいなのか考えて、自分で先に認知するのが最初のステップです。
自分のスキルより高く、低く評価する必要はありません。
本人が知る英語の単語を持って一日の仕事をどのくらい書くことができるか、認知することが重要です。
心はノートいっぱい書くほど言葉が多いですが、実際の日記を書くときにすべてを記入できない場合は、その程度だけ先に始めるのです。
つまり、お勧めの方法は少し少ない量で日記を始めることです。
本人が知る単語、文法、語彙だけを使って、2行だけでも、3行だけでも、まず書き始めるのです。
2. 添削する
日記を使い終わったら、辞書や本を使ってフィードバックをしなければなりません。
知っている単語や文法で書かれたとしても、間違った表現があるだろうし、間違ったスペリングもあるでしょう。
そんな部分を辞書、文法本やパソコンの翻訳等のサイトを使って別の色のペンに修正すればいいです。
日記を書くだけではなく、自分で添削することもぜひその日しなければなりません。
そうすれば、本人がどんな部分が間違っているのか、どの表現でミスをたくさんするのかを正すことができます。
最初の週の日記を少し書くようにした理由も、この添削の過程で時間がかかるからです。
ここでもう少し余裕がある方、より良い表現を知りたい、新しい表現で身につけたい方は、英語を上手な周辺の友達に聞いたり、スクールの先生やネイティブの友達に聞くなど、いろいろな方法でフィードバックを受けるのもオススメです！
3. 覚えて書き直す
自分が修正した部分をもう一度じっくりと覗きます。
どの部分で間違っていて、どのような表現がよく出来たか確認してください。
確認が終わったら、声を出して読んで文章を覚えなければなりません。
ただ単に覚えるのではなく、誰かに自分のその日のことについて話すことを想像しながら覚えてみてください。
親友も大丈夫で、仲間、先生、ボーイフレンド、ガールフレンドに話すようにしてみてください。
すべて覚えたら、添削された日記を見えないよう隠し、その下に再び書きます。
全体の文章をすべて書き直すことができたら、もう一度大きく声を出して読んで覚えたら、その日の英語日記は終わりです。
また、間違った部分がある場合は、再度添削した日記を見た後、修正し、覚えて再練習、文章をすべて覚えて完璧に書けるようになれば、その日英語日記の勉強は終わりです。
毎日の日常の文章を書いて覚えると、自然に「日常会話スピーキング」の実力が上がります。
また、英語のリーディングスキルも以前とは大きく異なって成長することになります。
英語の読書がもう少し自然になってみるのも一層楽になります。
何よりも、私が強調したい部分は、皆さんの脳を「英語で考える」ようにもっと助けてくれるということです。
時間が少しかかっても着実にすればすばらしい効果をもたらす方法ですので、あきらめないで、続けて英語日記を書き、添削し、覚えることを徹底してほしいです。
徹底し、継続ことが最高の方法の一つですから！
英語日記の継続が難しい理由
英語日記は効果が高い反面、継続が難しいというデメリットがあります。
英語日記の継続が難しい原因は下記の通りです。
- 書く内容が思いつかない
- 表現を調べるのに時間がかかる
- 短時間で成長を実感するのが難しい
- 間違いに気づきにくい
- 強制力がない
１．書く内容が思いつかない
社会人の生活スタイルは、毎日同じことの繰り返しである場合が多いです。
そのため、ネタ探しに困ってしまい、継続できないという方がいますが、英語日記の内容は、今日の出来事に限定する必要はありません。
最近のニュース、将来の目標、子供の頃の思い出など、何でも良いのですので、英語日記のネタは無限に出てくるはずです。
２．表現を調べるのに時間がかかる
自分の書きたい内容の英語表現を調べるのに時間がかかり、英語日記を挫折してしまう人もいます。
現在は、電子辞書やインターネット、アプリなど、便利なものが沢山ありますが、それでも自分の書きたい内容にピッタリな表現や例文を見つけるためには、相当な時間がかかります。
また、調べた表現が適切なのか判断しづらい点も悩みの一つです。
３．短時間で成長を実感するのが難しい
英語日記を毎日書いても、本当に英語力が上がっているのか実感しづらいです。
効果が実感できなければ、継続するためのモチベーションも下がってしまいます。
英語学習をするだけではなく、学習したことを、実際に誰かと英語で会話をして、その学習の効果を確認することも大切ですので、英語日記と合わせて「日常的に英会話をする機会」をつくることが重要です。
日常的に英語話者と会話する機会をつくるのが難しいという方は、オンライン英会話が便利です。
４．間違いに気づきにくい
一人で英語日記を書いていると、自分の書いた文章が
- 文法的に正しいのか
- 実際にネイティブに伝わる表現なのか
- もっとスマートな書き方があるのではないか
といった疑問があると思います。
もちろん正しいと思って使っていた表現が、間違っている可能性もあります。
辞書やインターネットで調べれば、書きたい内容に近い表現を出てくるかもしれませんが、自分の書き方が本当に正しいかを知りたい場合は、実際にネイティブに添削してもらうのが最も確実な方法です。
５．強制力がない
英語日記は自分のペースで続けられるというメリットがある反面、何をどれだけやるか全てが自分次第ですので、強制力はなく、もうやめようと思えば簡単に辞めってしまうのです。
そういう方は、継続の工夫が必要です。
英語日記の例文
英語日記は効果の高い学習法ですが、最初は難しく感じるかもしれません。
そのまま使える英語日記の例文を紹介します。
- 英語での日付の書き方
- 「その日に起きた出来事」について書く
- 「ニュースや本の感想・意見」について書く
- 「将来の夢や目標」について書く
- 「子どもの頃の思い出」について書く
１．英語での日付の書き方
英語日記の最初に書くのが日付です。
毎日日付を書くことで継続が実感しやすいので、英語日記は日付から書き始めるのがオススメですが、最初の日付の書き方がわからない人は意外と多いです。
日付方法は下記のように【アメリカ式】と【イギリス式】がありますので、自分の英語日記では、自分が使う機会の多い表記に統一しておくと良いでしょう。
曜日を入れる場合は、先頭に書きます。
【アメリカ式】
・Monday, January 18th, 2021（フォーマル）
・Monday, 1/18/2021（カジュアル）
【イギリス式】
・Monday, 18th January, 2021（フォーマル）
・Monday, 18/1/2021（カジュアル）
英語日記では、カジュアルな書き方を使っても問題ありませんが、せっかくなのでビジネスでも使える正確な日付の書き方を練習しておくといいでしょう。
また、日付の後ろにつく接尾辞は日付によって異なります。
正しい書き方は、下記の通りです。
- 1日 ⇒ 1st
- 2日 ⇒ 2nd
- 3日 ⇒ 3rd
- 4日～20日 ⇒ 数字+th（例：4th）
- 21日 ⇒ 21rd
- 22日 ⇒ 22nd
- 23日 ⇒ 23rd
- 24日～30日 ⇒ 数字+th（例：24th）
- 31日 ⇒ 31st
２．「その日に起きた出来事」について書く
その日に起きた出来事や、行った場所、食べたものなどは書きやすいです。
例文は以下の通りです。
- I got up at 6:00 this morning. (今日は朝6時に起きました)
- I had toast and drank coffee in the morning. (朝はトーストを食べてコーヒーを飲みました)
- I went to work today and had lunch with my co-worker.（私は今日会社へ行きました、そして同僚とお昼を食べました）
- I came back home and watched TV. (家に戻り、テレビを見ました）
- I went to bed at 10 p.m. (夜10時に寝ました）
日常よく使う表現が多いと思うので、書き終えたら何度か音読し、暗唱しすることで、会話でもパッと出てきやすくなります。
３．「ニュースや本の感想・意見」について書く
日記を書くことに慣れてきたら、ニュースや読んだ本の感想や意見を書くのもおすすめです。
例文
- 本の内容：I read a book about future careers.（将来の職業に関する本を読みました）
- 得た情報：The book says that the age of AI is coming.（これからはAIの時代らしい）
- 感想：It was a good opportunity to think about my future. (将来について考える良い機会になりました)
日常性格の出来事より深い話題になるので、新たな語彙を増やす良い機会になります。
４．「将来の夢や目標」について書く
将来の夢や目標について書くのもおオススメです。
例文
- 将来の夢：I want to work in an overseas branch office in the future.(私は将来、海外支社で働きたいです)
- きっかけ：I like to talk with foreign people.(外国人と話すのが好きです。)
- そのためにしていること：I study English very hard. (英語を一生懸命勉強しています。)
通常日記分は、過去形ばかりになりがちなので、将来に事を現在形や未来系で書くのもいいでしょう。
５．「子どもの頃の思い出」について書く
大人の日常は、毎日同じことの繰り返しになりがちです。
特に書くことが思い出さないときは、子どもの頃の思い出を書くのも良いでしょう。
例文
- My parents used to take me to the zoo when I was a child. (両親は私が子供の時よく動物園に連れて行ってくれました。)
- I liked to watch the elephant there.（そこで象を見るのが好きでした）
- I want to take my child there when I become a mother. (子どもができたら、連れていきたいです)
日記を書いた後、英会話練習のため発音を確認したい時は、無料で使える発音練習サイトの記事をご参考ください。
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お疲れさまでした。
長い記事を読んでいただいてありがとうございました。
英語日記を毎日続けて、英語学習が皆さんの楽しい趣味になるその日まで、一緒に頑張ってみまっせんか。
Are you ready to write a new English diary?
