English word written in colorful stickers pinned on cork board. Learning languages concept

ご自分の英語を勉強する目的について、はっきり認識していますか。

英語を勉強して、どのようなメリットがあるかについては、下記の記事をご参照ください。

英語ができる人のメリットについて

今日は、日本語とは異なる英語の語順を理解することで、

これからの英語学習にお役に立つ基本語順についてお話します。

『英語基本』語順について

基本英文法は、簡単で優しい文法のことだと認識される方が多いと思いますが、英語を話す、書く、読むために、基本的に知るべき必修文法であることが正しい理解でしょう。

基礎ができてないと、きちんとした建物が作れないのと同じで、基礎からきちんと理解しておくことを忘れないようにしましょう。

英文法というのは「文章が構成される原理」であります。

文章が構成される原理のほとんどは、文法本を持って問題を解いて覚えながら習得するのではなく、

本を読んだり、映画セリフを覚えること、あるいはネイティブスピーカーとの会話などを通じて自然に目覚めるのが早いと言われています。

 

英語文章を読んで、単語を知らないので、ほんの数文も進まないという人が多いのですが、実際には単語が問題ではなく、 「文構造に慣れていない原因」が大きいです。

 

人は誰もが文を読んで文章の中である程度の推測できる能力があり、その単語や熟語を一度も聞いていなくても推測できます。

100%正確に解釈ができなくても、読んで70ー80%くらいでも理解できれば、ある程度内容が推測できます。

覚えておくと一生使える、英語の語順を覚える法則は以下の3つです。

 法則1.主語が前に来る

法則2. 動詞はその主語の状態を説明し、主語の次に来る

 法則3. 「動詞を補う言葉」が動詞の後に、「その言葉を補う言葉」が次に来る

 

例文を見ると 

The girl was pretty 「少女はきれいだった」

 -  主語の次に主語の状態を説明するwasという動詞が来て、その後にwasという言葉を補うprettyという言葉が来ました。

I loved her "私は彼女を愛した"

-  主語の次に主語の状態を説明するloveが来て、その後にloveという言葉を補うherが来ました。

I gave her the letter "私は彼女に手紙を与えた。"

- 私は、誰にのところに彼女にあげた、彼女に何をあげたのかのところに、手紙がありますので、 文章の流れが自然にまとまり、理解できるようになります。

 日本語とは語順が違うので、私たちの言葉に翻訳するには前後に行ったり来たりしなければなりませんが、ただ絵を描くように(1)私が手を差し出して、(2)その前に女性がいて、(3)彼女が手に手紙を持っている姿を想像すると簡単です。

 

基本語順として、覚えていただきたいのが下記のパタンです。

S(主語:誰が)+V(動詞:です/ます/する等)+ 誰に/何を/どのように等 + いつ/どこで等

最初は日本語で文章を書いて、英語の語順に直して覚えるのもいいですが、少しずつ最初から英語で文章を考えるようにするのが、早く上達できます。

このように文章を「理解すること」のメリットは、本物の話をするときにほぼすべての意図する文章を自然に作ることができることであり、文法的に完璧になるには時間がかかるが、文章を聞くときに自分が予想する順序通り言葉が入ってくるので理解が上手になるということです。

文章の形は主に単純文章と2つ以上の文章を組み合わせた複合文章に分けることができます

単純文章例

I gave her the letter.

私は彼女に手紙を与えた。

単純文章では主語が一つだけ出てくる

複合文章例

I went to school but my class was cancelled.

学校に行きましたが、授業はキャンセルされました。

複合文章では主語が二つ出てきます。

「主語」+「動詞」+「やりたい言葉」

複合文章はand、butのような等位接続詞や

because、asなど副詞型接続詞が使われて

「主語」+「動詞」+.. but 「主語」+「動詞」+.. 式で文を加えていきます。 

複合文章は、表現方式によって文章と文章が接続詞で連結された文章タイプと、

文章を文章を含む文章タイプに区分することができます。

もちろん、2つの文は同じ意味を伝えます。

文章タイプ 1. 文章と文章が接続詞で連結された場合

 He is a teacher and he taught me history.

彼は先生であり、彼は私に歴史を教えてくれた。

文章タイプ1は「and」という接続詞で2つの単純文章を結合

文章タイプ 2. 文章が文章を含む場合

He is the teacher that taught me history.

彼は私に歴史を教えてくれた先生です。

文章タイプ2は「teacher」と「he」が同じ人なので

2つの単語の重複を避けようと「that」という関係代名詞で

文を減らしたものです。

文章タイプ2で「a teacher」の代わりに「the teacher」を書いたのは

「まさにその」という意味を伝えるためのものです。

このように英語は日本語とは異なる語順を持っているため、

英語で簡単に表現できるのも日本語に翻訳するのは難しです。 

英語で長い文章を簡単に解釈する

英語のニュースや映画を見たり、文を読んだとき、

初心者をいつも悩ませるのは、この語順を理解てないからです。

語順が理解できて、基本となる文法を覚えておくと、

長文でも簡単に解釈することができます。

私たちが使っている日本語とは語順が異なり、

その重要性についてわかってない人が多いです。

 

日本人は「英語は語順こそ超重要」をわかってない - 東洋経済オンライン

 

今日は、英語の語順を理解することの重要性についてお話しました。

英語が毎日の楽しい趣味になるその日まで一緒に頑張りましょう!

 

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